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よーし、パパ張り切って安価スナイプしちゃうぞ! ちょっと待って!その安価空気読めてますか? ここでは禁止されているわけでは無いものの「それはどうなの?」というお題の例を理由を含めて紹介します ・「ちくわ(本日5回目)」(しつこい類似出題 亜種多数) シーズンに数度登場する人気お題もありますが、これは同じ日に何回も(稀に微妙に表現を変えて)出てくる また似たような例でその日に出なかったからと言って日付変わった直後に安価を取る。 イマイチ萌えない安価の例。 スレがビミョーな空気になる安価芸、はっきり言ってサムいです ・「◯◯家の牛丼ねぎだく玉」(不必要な条件付けによる購入強要 亜種多数) 表向きは単純な食品の安価に見えますが、実は不必要な条件追加によって、「購入せねば達成困難」っていう不毛な安価です。普通に「牛丼」でいいじゃん! 多少の縛りは面白いのかもしれませんが、店を指定、トッピングを指定で結局購入せざるを得ない状況を作り上げるのは単なる意地悪です ・「~を○○個一人で」 無駄に数量を増やして難易度を上げる安直な発想はちょっと残念。 でも何故か稀に瞬殺される 一見すると似ていますが「~を○種類 複数人でもOK」とかは謎の連帯感が生まれて面白い場合もあります ・「~を47都道府県分」(毎日) 2019年のお盆に毎日出てきたお題。皆で協力してクリアする出題という事もあり最初は盛り上がりを見せましたが・・・ その後も盛り上がったのを良いことに出題者が調子に乗り何度も何度も条件を変えて出題。 その上、うpが無くリストが更新されなくても、進行不在時や初心者進行でリスト更新が遅い状況の時でもお構いなしで 出題に関する詳細な説明と未出の県名リストを10行以上にわたるテキストとして連投し本来の「全力で探してうpする」 リストを探しづらい状況を作り出してしまいました。 本人に悪気がなくてもこれは迷惑行為です。 ただし(他の例もそうではあるのですが)ルール上の問題はない上に、気にしていないスレ住人もいます。 長時間集計をしているということはその集計人はコテやリストをずっと付けているのでそいつだけNGが容易ともいえます。 指摘して逆に雰囲気を悪くしそうな時は自分がNGするなどで対処しましょう。 ・「山手線の駅看板全部」(地域限定無駄作業出題) 東京の人しか参加できない&無駄な作業ゲー。見ている方もつまらないし時間がかかるため安価踏んだ人は集計せずに逃亡しがち。 ・「~の文章を青い字で書いたもの」(写経や憲法等亜種多数) 既にモノでは無くてただの作業と化している。さらに面白がって似たようなお題を出す人が続くとうp人が作業中でスレが悲惨な事に・・・ ・「~のクリア画面を表示したゲーム機」(~を表示した血圧計等亜種あり) これも作業系。モノを超えて作業とスキルを強要してませんか? ・今日の3分クッキングの料理 明らかに作業系、moco sキッチン等亜種も含め毎日出てくるけど趣旨と違いませんか? 似て非なるものに「郷土料理」や「地域限定~」があるがコレはパッケージとして存在するモノもあるし誰もが参加出来て良いかも。 実は案外支持されている飯テロ。ちょっと気を使って出題すると盛り上がりますよ! ・日本(世界)で何個かしか無い激レアモノ 確かに出てきたら盛り上がるかもしれませんが難題リストの肥やしになっちゃいますね。 ・月(出ない) 月齢とか月の出月の入りを見て明らかに出せないもの。見つからないのがわかっているものをお題にするのは如何なものでしょう? 似たような例で「施設内でないと撮れないお題をその施設の入館可能時刻を過ぎてから安価を取る」、 「そもそも自分でもお題の品の定義があやふやor実在が不明な品を安価で指定する」というのもよくあります。 基本的な話ですが自分の出したお題で他人にお手間ご足労をかけるという認識をちゃんとしていますか? ・レスが○○個付く位の何か凄いもの (抽象的過ぎる安価のお題の亜種多し) 史上最もセンスの無い安価と思われる一件。何うpしても良いのか!ただの自慢大会!レス乞食乙!と賞賛の嵐でした ・特定の人に宛てた安価 これもやり過ぎると馴れ合いが過ぎるとお叱りを受けます。 ・事故現場のお供え物 不謹慎なもの。お供え物の目の前でピースして撮影とか頭おかしいですよね。こちらは進行判断によって無効安価になりました。 ・軽石 と参加者 安価人曰く、昨日より参加者が少ないからネタとしてレスしたと供述してるが…正直スベってます。何も面白くないのでやめましょう。 代表的なものを上げましたが、これらは禁止されているわけではありません。 でもしつこく同じ発想の二番煎じが続いたりすれば「またかよ・・・」って微妙な雰囲気になりますよね これは強制的では無くあくまでもお願いなのです。 1年に数度の連休中のささやかなお遊びです。 全力で迎え撃ちますので素敵なお題をお待ちしております!
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編成会議 「いい男!城華一郎です。今回の戦闘に出撃する人員編成会議を開きたいと思います。いい男です。」 「いくらなんでもキャラいじり過ぎじゃないか?」 「いやぁ、前々回のSSで【青ツナギ】ネタがツボだったらしいでござるから、城殿に【いい男】補正をかけてみたでござるよ。」 「怒られるんじゃね?」 「さて、まずは体調不良で今回の編成会議を欠席している、藩王から手紙を預かっておりますので、発表させて頂きます。 【私、出るんだからね!絶対、絶対に私も出撃するんだからね!私を編成に組み込まなきゃ、めー!よ!】 と云う事で、まず一人目は藩王と・・・。」 「後は私、いい男!城華一郎も出撃させて頂きます。何故かって?いい男だからです!」 「今回の出撃は五人編成にしたいと思いますので、後三名ですが・・・出撃したい方みえますか?」 「ハイ、ハイハイハイ、ハァーイ!」 サクが勢いよく席から立ち上がり発言し始めた。 「すみません、私、毎ターン旦那や子供に遭わないと・・・心配で心配で・・・で、アイドレスを着用していないと何かあった時に旦那や子供を護れないから・・・あぁ、話をしていたら心配になってきちゃった・・・どうしよう・・・すみません私、電話してきます!」 サクは会議室を駆け出していった。 「はい、後二名。」 何事もなかったかの様に会議を進行する【いい男!城華一郎】 「自宅警備隊のむつき殿は出撃志願しないでござるか?」 売り言葉に買い言葉、即座に反応する、むつき。 「だぁ~れが、ニートやねん!その額に穴空けてやるぅ~!」 憎っくきフェ猫の額にデコピンを食らわそうと、勢いよくその場に立ち上がり、右手を振り上げる、むつき。 「ヒィィィィ、お許しを~。」 悲鳴を上げるフェ猫・・・その時にである。 「はい、むつきさん立候補っと。他の方は~?」 むつき「Σ(゚Д゚)!?」 あくまでも冷静な城華の声が響き渡る。 「ちょ www。」 急いで右手を下ろす、むつき・・・事件は会議室で起こった・・・。 ぐきっ! 「痛ぁぁぁあい!゚・(ノ Д`;)・゚・」 急いで右手を下ろした際に、手首を机にぶつけてしまった・・・。 普通の舞踏子なら、なんの問題も無いが、荻野むつきの身体の弱さは筋金・・・いや、針金入りであった為に・・・手首粉砕である。 「えっ、衛生兵ー!」 即座に担架を持って現われたのは、春雨と浅葱であった。 「今日の・・・コスプレは・・・サンタ・・・よ・・・。」 「どう?悠さん!ミニスカサンタよ!チラッ!」 「いやぁ、【絶対領域】が眩しすぎて直視できないよ・・・浅葱さん・・・。 ってコラ!作者、俺に【絶対領域好き】を定着させようとしていないか?」 担架で運ばれる、むつきと、運ぶ二人。 「おのれ~フェ猫~!今度会った時こそ、その額に穴を~! しっ、しかし・・・ミニスカサンタ・・・(´Д`)ハァハァ。」 「はい、後一名となりましたが・・・どうせなら・・・新しい国民のシナモンさん、どうですか?」 「あっ!はい!私ですか!えっ~と、あの~ごめんなさい!初心者氣志團の方で出撃させて頂く予定です・・・。 ところで・・・初心者氣志團って、何処にあるんですかね?」 「むむっ、作者の悪意を感じる・・・シナモンさんに【方向音痴、迷子属性】を定着させるつもりだな!」 「・・・個性があった方がネタにしやすいでござるよ・・・。」 助け船を出す彩貴。 「初心者氣志團じゃなくて、初心者騎士団よ、シナモンさん。私も初心者騎士団から出撃するから一緒にいきましょう。 それに、城華さん、どうせなら後一人、ホープの方がバランスがとれるんじゃ、ないでしょうか?」 その発言に色めきたつホープ達。 直ぐに反応したのは、楠瀬藍、すでに壁と同化して、みんなの視界から消えている。 空馬は悩んでいた、正義の為に出撃したいが、経験の浅い自分が出撃した事によって、他の人を危険な目に遭わすのでは・・・空馬は悩んでいた・・・。 一方、三馬鹿ホープは・・・。ハンドサインやアイコンタクトで会話をしていた。 (お前、逝ってこい!) (お主こそ、逝ってくるでござる!片道切符で!) (まだ、体調が戻らないから、今回は出撃したくないなぁ~。) (よし、アレやるぞ!) (アレでござるな!) (まずは僕から!) 「国の危機と、正義を護るため、僕が出撃します!」 双樹真が立候補したかとおもうと、 「俺が女性を護るために出撃します!」 「昔の事を思いラッセーラ!」 悠、フェ猫が相次いで立候補。 つられて空馬も、 「若輩者ですが、正義の為に出撃します!」 三馬鹿「どうぞ!どうぞ!」 空馬「Σ(゚Д゚)!?」 「はい、空馬さんに決定、編成会議を終了致します。」 空馬「ちょwwwダチョウかよ!」 空馬の叫びもむなしく、会議室から退室していく、連邦民・・・。 こうして無事出撃メンバーが決まったとさ、めでたし、めでたし。 空馬「こっ、こんなのパワハラだぁー!訴えてやぁるぅー!」 (ビッテンフェ猫)
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「かわいい目してるな」(かわいいめしてるな) 遊戯王ZEXALⅡの記念すべき一話目にて、風魔のパンチを顔面で受け止めた際にギラグが発したセリフ。 (「オレは好きなんだよな」「怯えた小動物のような目をしたヤツが」と続く) 自分の人間離れした身体能力に恐怖を感じている相手に対する優越感から来るものだろうが、 ガタイのいいおっさんがおっさんに対して「可愛い目」だの「好きなんだよな」だの発言したおかげで、 多くの視聴者にアッチ系の印象を与えてしまった。
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11月 2007年 etude ポンコツ 依存 健速 割と好評な幼なじみ 同い年 王道型 目覚まし 244 :名無したちの午後 [sage] :2007/10/05(金) 23 34 26 ID ddtJzwuO0 そして明日の世界より――の夕陽に期待してる 主人公の家にいろいろ持ち込んで部屋を私物化してるところとか 夢は主人公のお嫁さんとかモロに言ってるところとか 546 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/21(水) 21 34 31 ID t/h+4Mtf0 そして明日の世界より――の幼馴染の夕陽すごいな しょっぱなから、ここまで積極的に求愛されてベタベタ状態だと 他のヒロインのルートに入り辛い・・・ 568 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/22(木) 21 30 42 ID bHZCGAhk0 あすせかって夕陽や朝陽が幼馴染って言われてるけど 青葉も幼馴染なんだよな 569 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/22(木) 21 34 56 ID UcvwmjjB0 基本的に離島舞台のものは住人全員顔馴染とかだろうし。月音島は人口多そうだが。 620 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/28(水) 01 48 45 ID JTXE8DOT0 あすせかの夕陽には敵わないな 彼女が出来ても2号でいいよと しかもその彼女も浮気を許すと(ry てかヒロイン4人中3人幼馴染な幼馴染ゲーだしなぁ 622 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/28(水) 08 04 29 ID 6MUgEAn20 主人公が幼馴染をレイプ未遂とかいう時点で購入する気なくなったよ>あすせか というか2号でいいとか浮気を許すとかいうテキスト書くとかもう駄目だろ… 623 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/28(水) 09 54 20 ID 3jXg/39+0 いやあの世界ではありだと思ったよ 624 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/30(金) 07 18 23 ID rMdP3Fne0 鬱げーの幼馴染は健気だな 625 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/30(金) 14 47 07 ID nNozHTta0 ぶっちゃけあの世界はかなり余裕が無いぞ 626 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/30(金) 14 50 58 ID LcRPWOxw0 がんちゃんがいるならなんでもできる、がんちゃんいないなら何もできない 世界が滅びても死んでもがんちゃんがそばにいるならどうでもいい 死ぬときにがんちゃんがそばにいないのだけが嫌 がんちゃんが自殺するなら私も誘いに来て、殺しに来るのでもかまわない、勝手に死ぬのだけはやめて って超依存系キャラだからなぁ 627 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/30(金) 15 47 43 ID CG+suV9O0 そういう超依存系は構わないが、レイプ未遂だけはどんな世界でもなしだろ…たとえ相手が許してもだ まあこなかなの頃から思ってたが、別に幼馴染好きに合わせた展開とか考えもしないライターだからな 628 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/30(金) 16 29 03 ID 1tvBHPaC0 んな、幼馴染好きの総意みたいな言い方されてもw 俺は精神的に追い詰められた主人公がレイプ未遂やらかすなら別にいいや。 ま、その後のフォローにもよるがな。 629 :名無したちの午後 [sage] :2007/11/30(金) 17 26 27 ID CNTMaMaw0 626 何だ理想じゃないか。 買ってくるk 637 :名無したちの午後 [sage] :2007/12/01(土) 11 54 22 ID cE+a22f20 まだ朝陽ルートしかやってねーからアレだけど 幼馴染スキーも十分満足な出来だったぞ? どんだけ愛し愛されてるかとか3人の絆とかかなりねちっこく描写するし。 つーかこれほどまでに合法的かつ納得の出来る二人の嫁ENDは見たことがないw 萌えるどころの話じゃないからそういう成分はあんまなかったが。 643 :名無したちの午後 [sage] :2007/12/03(月) 00 59 23 ID M1apdWP90 夕陽と朝陽は家族的意味合いが強いから、青葉の方が幼馴染としてしっくり来たな。 個人的に今年の親友・友人系幼馴染部門最優秀賞。 738 :名無したちの午後 [sage] :2010/02/15(月) 23 24 09 ID XTmI8BYF0 「そして明日の世界より」の幼馴染に感動してここ覗いたが 人気投票にもリストにも載ってないんだな。 739 :名無したちの午後 [sage] :2010/02/15(月) 23 38 50 ID 6xQwy0ba0 自分にとってスゲーヒットしたキャラがあんま語られてないと、 あんれ~? という、ちょっとしょんぼりした気持ちになるのは少し分かる 740 :名無したちの午後 [sage] :2010/02/15(月) 23 49 18 ID zqBWRKH80 当時語られてはいたと思うぞ 人気投票やリストの更新はそのころもう止まってた 741 :名無したちの午後 [sage] :2010/02/15(月) 23 51 52 ID aD/hT9gA0 738 健足乙
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そのじゅうよん「そして明日は笑おう」 「ティキ。いつまでもそんな所にハマってると、大好きなフィナンシェとマドレーヌがなくなっちゃうよ?」 僕は本棚の、本と本の隙間で僕に背を向けて体育座りしているティキに声をかける。 僕の部屋のテーブルの上には、ティキお気に入りの洋菓子と、温かいロイヤルミルクティーが用意してあった。 しかし当のティキの返事はと言うと、 「……要らないのですよぉ」 ……餌付け失敗、か? あの日の敗北以来、ティキは時折唐突にこんな風に落ち込む。 思い出しては、その度に自身の不甲斐なさを噛み締めている様だ。 そしてそれは僕も同じなのだけれども。 「そっ……か。じゃあ仕方ない。これは全部僕がいただくと言う事で」 僕はそう言って洋菓子に手をつけようとする。 がたっ 本棚から聞こえるその音に、僕は笑みを浮かべて手にした洋菓子を音がした方向へ差し出した。 「無理が持続しないなら、最初から素直になろうね」 「うにゅぅぅぅ~~~~ わかったですよぉ~」 しおしおと本棚から這い出てきたティキは、テーブルの上まで器用に色々と伝ってやってくると、ちょこんと音がしそうなくらい可愛らしく座る。 ティキがそうすることがわかっていた僕は、ティキが座った事を確認し、手に持った洋菓子を改めてティキに差し出す。 ティキは不機嫌そうな顔を隠すわけでもなく、黙ってその洋菓子を食べ始めた。 「……食べる時くらいは笑って食べようよ」 無駄な事は分かりきっているけど、それでも僕はティキに笑う事を薦める。 それに対し、もぐもぐと咀嚼しながらあっさりと無視を決め込んでくれた。 ……武装神姫ってのはオーナーの指示には従うものだろうに。 でも実際のところ、彼女たちにも擬似的とは言え意思があるわけだから、オーナーの全ての欲求に答える事は出来ないんだろうと僕は思っている。 感情、意思がそこに存在する限り、常に命令に従っていては彼女達自身にストレスが生じるわけで。 大体、オーナーと呼ばれるものが人間である限り、矛盾を内包しない命令を与え続ける事は出来はしない。 そんな負荷や矛盾からの安全装置として、『非絶対服従』が用意されていると僕は思っている。……あくまでも個人的な考えで、実際はそんなもの無いのかもしれないけど。 でも、もし『絶対服従』が根底に存在しているなら、神姫達にはなぜ感情があるのか? 完全に命令を遂行する為の機械でいいのなら、もちろん感情なんてものは障害にしか成りえない。 感情や意思がある事で柔軟な対応を求めるのであれば、絶対服従なんてありうるはずも無い。 しかし現実にはオーナーの命令に逆らえず、違法改造とかを受けてしまう神姫も居る訳で。 ……なんだか話がそれた。 「お……おいしいね」 無駄な努力を繰り返す僕。こういう時、女の子の扱いに慣れる人ならどんな行動を起こすんだろうか? だけど生憎と僕は、女の子の扱いに疎い一高校生で、その手合いの経験が圧倒的に不足している。付き合った女の子に一切手を出せないくらいに。 「マスタ」 「はい?」 「こういう時は黙って見守って欲しいのですよぉ」 「……ハイ」 神姫に諭されるオーナーって一体…… って、僕なんだけど。 「……………………」 「……………………」 「……………………」 「……………………」 「……マスタ、こういう時は慰めて欲しいものなのですよぉ~」 ……なんて理不尽な!! もちろんそんな事口に出したりしないけど。 「あー、なんて言うか、元気出せ?」 「心がこもっていないですぅ」 「ソンナコトナイデスヨ、マゴコロイッパイデス」 「なんで棒読みですかぁ?」 「それはね、牛肉が入っているからだよ」 「そんな昔の、しかもマイナーなCMネタ、誰もわからないですよぉ?」 「そんなツッコミが素敵なキミにはこのお菓子をあげよう」 「元々テーブルにあったのですよぅ」 「いやぁ、やっぱりフィナンシェはセブ○イレブ○に限るよね」 「誤魔化すにしてもミエミエ過ぎですぅ」 「イヤだなぁ、ティキ。まるで僕に誠意が無いみたいじゃないか」 「今まで一緒にいて、今が一番誠意が感じられないですよぉ!」 「それはきっとティキの瞳が曇っているからさ」 「今曇っているのはきっとマスタの性根ですぅ!!」 「そこまで言うと僕が可哀想でしょ?」 「自分で自分のことを可哀想って言っても説得力無いですよぉ!?」 「そうだね。……だからティキも自分が可哀想だなんて思っちゃダメだよ」 「――!!」 何も言えないティキ。 言葉を続ける僕。 「負けた事に対する悔しさも、それに囚われてるばかりじゃ意味が無いよ。だから…… だから僕達はその悔しさを糧にしよう。時には立ち止まることも、間違いじゃないけど、ただ失敗や敗北に落ち込むだけじゃ僕もティキもそこで終わっちゃうから」 僕をジッと見つめるティキに、ぎこちないながらも精一杯の笑顔を浮かべて。 「だから、我慢しないで今はいっぱい泣いてさ、そして明日からはまた一緒に前を見ようよ。ね?」 ティキは僕を見つめたまま、ぽろぽろと涙をこぼす。 そしてそのまま顔をクシャクシャにして、わあわあと声をあげて泣き出した。 僕はそんなティキの頭を、指でそっと撫でる。 その僕の指を両の腕で抱きしめ、ティキは泣き続けた。 ひとしきり泣いた後、ティキは僕に照れた様に笑いかけ、そして何も言わずに洋菓子を口にする。 それを見て僕も照れ笑いをすると紅茶をすすった。 紅茶はすでに冷め切ってしまったが、それでも悪くないと僕は思った。 終える / もどる / つづく!
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佐藤ひろし…つまり俺は最近よく疑問に思う事がある。 と言っても、考える事はいつも同じだし、これもいつもの事ながら答えは出ない。 それは俺が無学だからかもしれないし、答えその物が無いのかもしれない。 ともかく、その問題というのは、時間についてだ。 更に細かく言うのなら『何故一日は二十四時間しかないのか』という事。 そんな独り言を授業中に桜庭先生に聞かれて、特別授業を受けたりもした。 貴重な放課後を潰してまで受けただけの事があって、タメにはなった。 難しい言葉の意味を調べたり、生物学的考察を聞かされたり。 実に解放されるまでの時間は三時間。 結果、かがみさんと帰れないという不幸に見舞われたが、 まあ、特別授業の内容は興味を引かれるモノだったし、別にいいんだけど。 ただ、後から気付いた大きな問題がある。 俺は学術的な意味で、“時間”に疑問を持った訳ではないのだ。 私生活や、仕事、どんな事でもいいのだが、 充実していると時間を足りないと感じたりしないだろうか。 くどくどと話したんだけど、言いたい事は簡単。 要するに、 「一日がもっと長ければいいのに」 こういう事なのだ。 ……なんか近頃こんな事ばっか考えてるないか? 俺。 休みの日こそ、定番の場所へデートに行ったり、一日中電話したり。 とてもいい方向に充実していると言える。 だけど、平日は休み時間の短い時間しか会えないし、皆が居る中でイチャイチャする訳にも行かない。 誤解が無いように言っておくけど、皆が居る事に不満は無い。 一緒に居るのは楽しいし、そうしているのも好きだ。 皆が気を使ってくれて、昼休みを二人で過ごす日もある。 冬真っ只中なだけあって人の居ない屋上で、まったりとイチャイチャしたり。 初めて提案された日は、イチャつく二人の姿を覗かれていて、恥ずかしい思いをしたけれど。 それも良い思い出という事で、片付ける事も出来る。 そして、今日もまた楽しい思い出が増える。 なんと! かがみさんが我が家に泊まりに来るのだ。 理由は簡単。うちの両親から頼まれたからだ。 うちの両親が親戚の集まりで留守にするからと、かがみさんに頼み込んだのだ。 ちなみに佐藤家と柊家は家族ぐるみの付き合いになりつつある。 という事で、かがみさんの家族からの了承も得ているのだ。 あ、補足すると、家族ぐるみの付き合いになったのは、 つかささんから向こうの家の人に伝わって、急遽ご挨拶に行ったのだ。 お父さんからは娘を宜しく頼むよ、と優しくも熱くお願いされてしまった。 ご夫婦揃って孫の話をされたり、ね。 その時はかがみさん共々、真っ赤になって、固まってしまったが。 それにしても、もうこんな時間か。 なんだか心配になってきた。 迎えに行こうか、どうせやる事もないし。 ごめん。 ホントは俺が早く会いたいだけなんです。 とりあえず電話してみようかな。 携帯を手に取り、か行を開いて、かがみさんに電話をかける。 ちなみに『ひ』には、柊家が登録してある。 だから、『か』で登録してあるのだ。 数コール間があって、かがみさんが電話に出る。 「もしもし。ひろし君? どうしたの?」 「聞いてた時間より遅くて心配でさ」 「あ、ごめんね。 買い物してたら遅くなっちゃって」 確かに、それを示すようにガサガサとビニール袋の音がしている。 音から察するに結構な量がありそうだけど。 「大丈夫? なんなら今から迎えに行くよ」 「別にそこまでしなくてもいいわよ。もうひろしくんの家に着くし」 「…わかった。 待ってるよ」 「うん、じゃあ切るわね」 プツリと電話が切れる。 …ううん、やっぱり迎えに行けばよかったかなぁ。 心配だ。 十分もしない内に、インターホンが鳴った。 お客が映る画面を見ると、そこには買い物袋を提げたかがみさんの姿。 鍵は開いてるからと言葉をかけて、玄関に向かう。 「いらっしゃい」 「おっす」 「荷物、持つよ」 「ありがと」 手渡された荷物は、割とズシリと来た。 女の子がこれを持って歩くのって、結構辛いんじゃないだろうか。 「これ結構重いね。 手、大丈夫?」 「駅前のスーパーで買ってきたから大丈夫よ」 等と言いながら、自然に手を繋ぐ。 今日のメニューや、こなたさんに会った事とか。 そんな他愛のない会話しながらリビングへ。 こなたさんに会った時は相当焦ってしまって、 悟られないようになんともない風を装うも、すぐにバレて大変だったらしい。 ちなみに、今日のメニューはご飯と味噌汁に、肉じゃがとぶりの照り焼きだと言っていた。 毎日つかささんや、みきさんに習っている成果を見せると張り切ってる姿に感動。 自分の為に頑張ってくれてると思うと、言葉で表しきれないモノがある。 「思ったんだけど、俺、今世界で一番幸せ者かも」 「お、大袈裟よ。 でも…そのありがとね」 お礼、と頬にキスされる。 ほっぺにチューだけで真っ赤になってるかがみ萌え~と、こなたさん風に言ってみたり。 ヤバイ、最近毒されてきてるなぁ。 「そういえば、ご両親はもう行っちゃったの?」 肩をすくめた俺を見て、苦笑するかがみさん。 「まあ、それだけ信頼されてるって事じゃないの?」 「どっちかっていうと、かがみさんの方が信頼されてるかも」 「え?」 「かがみさんが居れば安心、とか言われたし」 「なんで?」 それは家のお嫁さん候補だからじゃない?というと、 かがみさんは顔を真っ赤にして、からかわないでよと言いながら身を寄せてくる。 どちらともなくキスをして、抱き合う。 くぅ~ …お、おお? 腹の虫が猛っているようだ。 だが、困った事に俺のモノではなく、かがみさんの、なんだけど。 視線を落として、かがみさんの顔を覗き込むと、赤くなった顔を胸に埋めてくる。 ていうか、かがみさん、全身真っ赤っ赤だ。 「あ…う……そのぉ…折角いいムードだったのに…ごめんね」 「いいよ。 かがみさんはお腹の音も可愛いってわかったし」 「か、からかわないでよ」 「だって、事実だしさ」 そう言って頭を撫でると、ポカポカと胸の辺りを叩いてくる。 といっても、全然力なんか入ってなくて、すぐに照れ隠しだって事がわかるけど。 「なんかあんた、こなたに似てきた気がするわ…」 「う、自重する」 それからある程度イチャついて、かがみさんは料理を始めた。 手伝おうか?と声をかけたのだけど、いいからいいからと、リビングに戻された。 テレビでも見ててという言葉に従って、テレビを見ているが内容なんて頭に入ってない。 キッチンから美味しそうな匂いがしていて、それ所ではないから。 先程から、ぐぎゅるるぅと腹の虫が絶賛大暴れ中だ。 美味しそうな匂いは随分前からしているし、もうすぐ準備出来る頃かな? 「ねえ、食器ってどこにあるの?」 「あ、今出すよ。 待ってて」 食器を出して、並べていく。 そこに、肉じゃがと、ぶり大根が盛られていく。 ご飯と味噌汁を用意して、コップにお茶を注いで準備完了だ。 俺とかがみさんは向かい合って座る。 「お待たせ。 じゃ、食べましょう」 「うん。 頂きます」 初めの頃に比べて、本当に上手になったと思う。 見た目も然る事ながら、味の方も上達の具合は素晴らしい。 愛情込め込め補正もあるかもしれないが、それを抜きにしても美味い。 ていうか、かがみさん、俺の方をじーっと見ないで。 照れてしまうし、とても食べ辛いです。 感想が聞きたいのはわかるんだけどね。 「うん、美味しい!」 「そう? なら、良かったわ」 そう言うと、安心した様子で漸く食べ始める。 かがみさん的にも上出来だったようで、ご機嫌だ。 かがみさんが笑っていると、どうも自分の頬まで緩んでくるから困る。 「ねえ」 「ん? どうしたのかがみさん?」 「隣…行っていい?」 「勿論。 どうぞ」 控え目にお願いしてきた態度に、つい意地悪したくなる。 そうだ、こなたさんに借りたゲームにあった羨ましいシチュエーションをやってみよう。 おいでと声をかけて、ぽんぽんと膝を叩く。 うん…と顔を赤くしながら、お茶碗を持って俺の隣に腰を下ろす。 ぴったりと体がくっ付いているのは、最早いつもの事。 けど、今日ばかりはそれだけじゃ済まないのです。 「かがみさん、そこじゃないよ」 「え?」 ココと、膝の上を叩く。 その意図を理解したのか、一瞬でゆでだこが出来上がる。 「ちょっ、何言って!」 「本気も本気。 ほら、早く」 「だ、大体なんでいきなり膝の上なのよ!?」 今まで通り隣り合わせでいいじゃないと、至極当然の事を言う。 だが、それではあまりにも面白くないと思うんです。 けれど、そんな事は言わないし、言えない。 怒られるからね。 反対される事を予想していた俺は孔明先生も舌を巻くに違いない手段に出た! 「俺がかがみさんとそうしたいから」 俺は真顔で、そんな事を言ってのけた。 そのセリフを聞いたかがみさんは、顔を赤くしながら考えるような仕草をしている。 二言三言呟いて俺の膝の上に腰を下ろしてから、 『仕方ないわねぇ、ひろし君は』と、お決まりのセリフ。……って待て待て。 「かがみ様、ご存知で?」 「様って言うな! ていうか、何の事よ?」 「いやいやなんでも」 まだ少し顔は赤いが、ツッコミが返ってきたのは軽く開き直ったからなのだろうか。 そして、反応から見るに元ネタは知らないらしい。 ここまで来れば後はもう進むだけ。 肉じゃがを軽く崩して箸で持ち上げ、かがみさんの口元へ。 「はい、あーん」 「ええっ!? ま、待ってよ!」 箸を置いて、どうしたの?と声をかける。 「そういう事するのは心の準備が……って、そうじゃなくて! なんでいきなりあーんなのよ!?」 「俺がそうしたいから…じゃ、ダメ?」 がああっと吠えながら振り返り俺の顔を見つめる。 目が合った瞬間に顔の赤さが増して、すぐに視線を軽く逸らされたけど。 「ダメじゃない……けど、自分で食べられるし……それに…恥ずかしいわよ…」 「それならいいじゃない。 こうすればもっと美味しくなるかもしれないしさ」 「きっ、緊張して味なんてわかりゃしないって!」 「…その…でも、ね? ひろし君がそうしたいなら……いい…よ?」 「かがみさん…」 今のセリフ、キュンと来た。 いつもの強気なかがみさんもいいけど、やっぱり可愛い女の子なのだ。 日下部さんは乙女っぽいのは似合わないって言うけど、 本当はこっちがかがみさんの本質じゃないだろうか。 それを知ってるのは一部の人だけかもしれない。 でも、それでいい。 これはただの自惚れかもしれないけど、 かがみさんがそういう部分を知る事を心の中で許してくれてると思えるから。 ……あー、なんか恥ずかしい事を言ったけど、本当は独り占めしたいだけかも。 と、長い事、かがみさんのセリフに浸っていた俺の服の袖が、くいくいと引かれる。 「ごめんごめん。 どうしたの?」 「に…肉じゃが」 「肉じゃが…?」 「た、食べたいのっ」 「うん。 じゃ、あーん」 「やっぱ言わなきゃだめなのね…うぅ…あ、あーん」 じゃがいもを崩してから、かがみさんの口元に運ぶと、真っ赤になりながらパクリと咥えた。 何も言う事なく、黙々とじゃがいもを咀嚼している。 「美味しい?」 「…うう…やっぱり恥ずかしいだけだわ…」 初めこそ、そんな事を言っていたが、空腹が後押ししたのだろう。 十五分もすると、割と食事を楽しんでいた。 後半は食べさせ合いっこになったから、時間がかかったけど。 俺とかがみさんは二人で皿洗いをして、一息ついた所だ。 風呂に湯を落とし始めてから十分程経った。 そろそろ湯が溜まる頃だ。 「かがみさん、先にお風呂入る?」 「あ……えと…どうしようか?」 俺が先に入って徹底的に掃除してから出るか? 逆は…拙いよな。 色んな意味で拙い。 ていうか、なんだこの気恥ずかしさは! ココはひとつ、冗談でも言って空気緩和でも図ろう。 「ひとつ提案があるんだけど、一緒に入ってみる?」 「なっ!……あっ、あんた……」 言うまでもないが、瞬時に赤くなって、それを言ったっきり俯いて震えだす。 無謀な冗談だけど、それでいつもの空気に近付くなら安いモノだ。 多分。 「バ…バ…バ…」 「バンレタインデー! 次、デだよかがみさん!」 「デストロイ!」 右腕がブレるのが見えて、すぐに左頬に衝撃。 物凄く痛い! ていうか、ちゃんとしりとりで返してくれたかがみさんに感動した! 「じょ、冗談なのに…」 「冗談でもそういう事は言わない! だっ、大体ね! ソーユーのは卒業してからって決めたでしょ!」 「だから冗談…」 「言い訳しない!」 お湯が溜まった事を報せる音楽が聞こえる。 かがみさんは、覗かないように!と俺に釘を刺して、着替えを抱えて、そそくさと風呂場へと向かった。 それからそれから! という訳で、就寝時だ。 ちなみにお風呂上がったかがみさんは上機嫌だった。 安堵しながら風呂場へ向かおうとしたら、かがみさんに腕を掴まれた。 なんだろうと振り返ってみれば、変な事を考えないようにと、二度目の釘を刺された。 まあ、そんな事を言われたから逆に意識してしまって、ほぼカラスの行水状態だったけど。 で、俺が風呂から上がると完全にいつも通りのかがみさんが居た。 そこからはテレビを見たり、格闘ゲームをして、かがみさんの強さに驚いたり。 十二時を過ぎた頃、遊び疲れた俺とかがみさんは眠る事にした。 そんなこんなで、今、隣には髪をおろしたかがみさんが寝転んでいる。 同じ部屋で、別の布団の予定だったのだけど、かがみさんから提案でこうなった。 何かするのはダメだけど、出来るだけ近くがいいからと言われて、あっけなく陥落。 自分の弱さに嘆くと同時に、かがみさんへの愛しさが溢れた。 一緒にいるだけ。 それだけで幸せだから。 抱き合って囁き合って、時々触れるだけの、子供のようなキスをする。 そして、気が付けば、かがみさんは眠っていた。 今日も今日とて色々あったし、疲れているのだろう。 俺に出来る事といえば、優しく抱きしめてあげる事くらい。 苦しくないように抱きしめて、髪を撫でる。 おやすみ。 かがみさん。 いい夢でも見ているのだろう。 柔らかな笑みを浮かべているかがみさんの頬にキスをして、俺も眠りについた。 その日の夜、夢を見た。 こなたさんやつかささんにみゆきさん、皆が涙ぐんだり笑ったりしていて、 純白のウエディングドレスを着ているかがみさんが、俺に微笑んでいて、 丘の上の小さな教会で、みんなが祝福してくれる中、永遠の愛を口付けで誓う。 そんな、幸せな夢を見た。 次の日の朝、俺が目を覚ますと、かがみさんが俺の寝顔を覗き込んでいた。 「あ…おはよ」 「ん、おはよ」 そう言って微笑んだ顔が、夢の中に出てきたかがみさんに似ていて、胸が高鳴る。 「昨日の夜、夢を見たわ」 「偶然だね。 俺も見た」 「へぇ、どんな夢を見たの?」 「みんなが祝福してくれてる中で、俺とかがみさんが結婚する夢」 「え……それ…ホント?」 「ホントだよ」 答えを聞いて、声も無く驚いているかがみさん。 そんなに驚くような内容だろうか? いや、こんなプロポーズみたいなセリフ、驚くかもしれないけどさ。 「わ、私も同じ夢を見たかも」 「ん? 結婚する夢ってこと?」 「それも、かなり似てるかも」 「じゃあ、一緒に場所を言ってみる?」 「う、うん」 「「丘の上の小さな教会で…」」 静かに瞳を閉じたかがみさんに俺は、そっと口付けた。 次の日、夢の話をしていたかがみさんと俺の会話を聞かれて、こなたさんから質問攻めにされた。 なんとも乙女ちっくな奇跡に感動しているつかささんとみゆきさんを余所に、 こなたさんには『愛だね、愛』と、からかわれてしまった。 だが、この日だけはいつもと違った。 「う、うっさい!……まあ…でも、その通りだけど…ね」 かがみさんが顔を赤くしながら腕に抱き付いて、肩に頭を預けてくる。 俺もまあね、なんて言いながらかがみさんの髪を撫でる。 そんな俺達を見ながら、他の三人が三様に感想を漏らす。 「ご馳走さま、というやつですね」 「でも、お姉ちゃん幸せそうで良かったぁ」 「バカップルにならなければいいけどねぇ」 気を付けないと際限無くイチャついてしまいそうだ。 なんて思っている俺の頬を突付いてくるかがみさん。 ん?と顔を向けると、目を瞑ってキスをねだっているであろうかがみさんの顔が近くに。 思わず応えてしまった俺に、こなたさん達が驚きの声を上げる。 「ちょ!? ひろし君!?」 「ええええ!?」 「あ、あの! えっとぉ…きゅう…」 大声に反応して、クラス中の視線がこちらに向いている。 慌てて離れようとすると、頭を掴まれて、いつも以上に熱烈なキスをされてしまった。 そして、満足したのか、ゆっくり顔を離して、呆然としている俺に、こう言った。 「大好きよ」 数分後、黒井先生のおかげで、正気を取り戻したクラスメイト達の絶叫が、学校中に響き渡った。 それから数年後、俺とかがみさんは夢で見た教会に居た。 長年連れ添った親友の門出に、涙ぐんだり、笑っていたり。 かがみさんがウエディングドレスを着て、俺に微笑みかけていて。 あの時に見た光景と、何もかも同じ。 ふたりで待ち望み、待ち続けた光景。 きっと、俺はこれからの時間を、かがみさんと歩み続けるのだろう。 嬉しい時も、悲しい時も、どんな時でも隣を見れば、かがみさんが居て、 一緒に喜んで、一緒に泣いて、色々な事を二人で分かち合って生きていく。 それは幸せなだけでは、ないかもしれない。 時にはケンカして、沢山の傷付け合って、それでも最後は笑い合って。 そうやって、二人で生きていきたいと、真剣に思う。 この気持ちは、とても言葉では表し切れない。 けれど、それでも伝えたいと思った。 だから、この言葉を送ろう。 「かがみ、愛してるよ」 「ばか…私だって愛してるわよ」
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今日までそして明日から ◆WwHdPG9VGI 氏 「う~ん、おなか一杯だゾ」 おなかをさすりながらしんのすけは自室のドアを開けた。 東北に来てよかったことの一つは自分の部屋が持てたことだ。 昔、父、ひろしが使っていた部屋が今ではしんのすけの部屋になっている。 幼稚園に持っていくカバンを取ろうと、しんのすけは机の方に歩み寄ろうとして―― ――何かにけつまづいてコケた。 「おッ……っと……なんの!」 だがそこは運動神経抜群の野原しんのすけ。 くるりと回って華麗に着地しようとして――。 思い切りオモチャのブロックを踏んで悶絶した。 「~ったいなあ、もう。何処の狩人ぉ? こんな所にトラップをしかけるなんて~。 はっ! オラを亡き者にする計画がかくかくとおしんこ中とか……」 ――単に散らかってるだけでしょうが。 という冷酷なツッコミは聞えてこなかったが、 何となく空しいものを感じたしんのすけは部屋を見渡し、硬直した。 「お、おお……」 散らかっている。どうしようもなく散らかっている。 足の踏み場もない、とまでは言わないがその半歩手前といったところか。 (ど、どーしよ……。お片づけしないと……。そんでも……) ――これぐらいならまだ、我慢できる。 部屋を散らかす人間特有の悪魔のささやきが聞えた気がした。 一気にメーターが『片付けない』のほうに傾いていく。 安楽な方へ方へと流されたくなる。 (でも、かーちゃんが見たら……) ――しんのすけ! ちゃんとお片づけしなさい! 厳しい声が聞こえた気がして、しんのすけはビクリと体を震わせた。 「う~ん……。でも、風間君が『しんのすけにイイ子は似合わない』っていったしぃ。 よしなが先生も無理しなくていいっていったしぃ……」 ――それはそれ! これはこれ! また耳の奥で声がした。 「……んもう! やればいいんでしょ! やればぁっ!」 叫ぶと同時にしんのすけは片端から物をオモチャ箱に放り込み、 服をたたみ、あるいは洗濯物カゴに放り込んでいく。 数分後―― ぴしゃりと押入れをしめ、 「よし! 完璧!」 満足げにしんのすけは頷いた。 押入れの中はあまり見せられたものではないが、まあ及第点といったところだろう。 しんのすけが、額の汗をぬぐう仕草をしたのとほぼ時を同じくして、 「しんのすけ~。早くいかんと幼稚園に遅れるよ~」 「ほっほ~い!」 祖母の声に元気良く答えながら、しんのすけはふと思いつく。 (行く前に、久しぶりにやろっかな) ――最近たるんでる気がするし。 思い立つと後は早い。 そそくさとしんのすけは、もう一度押入れをあけるとディパックを取り出した。 きょろきょろとあたりを見渡しながら、しんのすけはディパックの中から箱を取り出した。 箱の中に入っているのは、秘密の写真。 「だ~れも知らない、知られちゃいけない~」 少し音程の外れた声で歌いながら、その写真をこの上もなく大事そうに、 しんのすけは一枚一枚取り出していく。 それらは存在しないはずの写真。 この写真の主達と一緒にいた時しんのすけはカメラなどもっていなかった。 そしてもっていたとしても、写す暇はなかったはず。 それが何故ここにあるのか? (リングおねーさん、ありがとう) しんのすけは、心の中でリングに頭を下げた。 『死んじゃったみんなのお顔、忘れたくない』って言ったら リング・スノーストームが、みんなのことをこっそりタイムカメラを使って撮ってくれたのだ。 30世紀のタイムカメラは時間と空間を超越できるとかどうとか、 難しいことは分からないが、みんなの写真がここにある。 しんのすけにはそれで十分だった。 1枚目の写真の中では、銀髪の少年が月下の下、天使のような笑みを浮かべていた。 ――僕はヘンゼル…そうだな、世界で二番目にカッコ良い双子の一人さ。 少年の名前はヘンゼル。 あの世界に飛ばされて初めて出会った、初めて友達になった少年。 あんまり長い時間一緒にいられなかったけれど、それでも友達だった。 2枚目の写真には、銃を構えて咆哮をあげる青年の姿。 ――坊主。そのお兄さんの話をきちんと聞くんだぞ! そうするだけの時間は、今、俺が作ってやる! 初めて見たときは頼りなさそうで騙されやすい、おバカなお兄さんだと思ったけど、 本当はとっても勇気があってカッコよかったお兄さん。君島邦彦。 3枚目の写真には、闇の中でたおやかに微笑む獣耳の女性、エルルゥの姿があった。 その膝の上には眠っている自分がいる。しんのすけは目を細めた。 ――子守唄、歌ってあげるね。 今でも目を閉じれば、おねえさんが透き通った声で歌う子守唄が耳の奥に蘇ってくる。 あの悲しげな優しい瞳のきらめきは、今でも鮮明に覚えている。 4枚目の写真には、笑顔を浮かべるポニーテールの少女、園崎魅音と、 顔を覆って恥ずかしそうにしている北条沙都子が並んで映っている。 しんのすけが、ケツだけ星人をやってみせた時のものだ。 ――きゃあ~~~~~ッ!! お、お下品ですわよしんのすけさん!! ――あはははははは!! しんちゃんも中々の芸達者だねぇ ずっと暗い顔してたさとちゃんが、やっと笑ってくれたと思ったのに。 魅音お姉さんも辛そうだったけど頑張ろうとしてたのに。 わずかにしんのすけの顔がわずかに歪む。 悲しげにため息をつきながら、しんのすけはそっと写真を机の上に置いた。 5枚目の写真には、困り顔の少年の顔と少年に助け起こされている侍の格好をした女性が映っていた。 ――お、お二方~、喧嘩はやめて下さ――あぶっ!! トウカお姐さんはうっかりさんだっけど、大事な時はビシっと決めるおねーさんだった。 剣を構えた彼女の横顔は凛々しくて、テレビに出てくるヒーローみたいだった。 キョンお兄さんもそうだった。 見かけは別に普通だったけど、 ――キスした相手の助けにいくのは、男として当然だろ? そう言った時の決意に満ちていた顔は、忘れられない。 6枚目の写真に映っているのは、ライフルを構えた浅黒い肌の男。 ――ミサエは本当に勇敢で、そして優しいご婦人だった。お前は、そのことを誇りに思っていい。胸を張っていい。 彼の立ち振る舞いは自信に満ち、言葉には誠実さと暖かさがあった。 かーちゃんのことをちゃんと受け止められたのはあの人が告げてくれたことが大きいと思う。 だって、『誇りに思っていい』といわれたとき、そうなんだ、と心底思えたから。 「オラ……。君島お兄さんや、キョンお兄さんやゲインお兄さんみたいに、強くなりたいゾ」 彼らのことを思い出すと、自然とそう思える。 強くなって、さとちゃんや魅音おねーさんやエルルゥおねーさんみたいに悲しんでいる 女の子を守れる男に、涙を止めてあげられる男になりたいと思う。 「……まぁ、その前にその守ってあげたくなる女の子を探すのが大変ですなぁ。 最近はもう、ろくな出会いがなくて困っちゃいますですよ~。 嗚呼、ななこおねいさん。オラ、会いたい……」 しんのすけの意中の人、なな子おねいさんとの手紙のやり取りは続いている。 だけど、このままでは疎遠になってしまうかもしれない、というのが目下のところ、 しんのすけの最重要懸案事項だったりする。 「でもでも……。離れて燃え上がる恋もあるっていうし……。 『しんのすけ、離れてあなたがいないとダメだって分かったの。愛してるわ……』 か~っっ! なんてななんてなっ!!」 エヘラエヘラとしんのすけが顔を緩ませていると、 「しんのすけ! 遅れるっちゅーとるべっ!」 多少の怒りが含有された祖母の声に、しんのすけはハッと我に返った。 「お、お馬鹿なことを言ってる暇はないのを忘れてたゾ」 焦りながら、残りの写真を取り出しそうとして身をかがめた時、 既に出した写真の中の人間達と目が合った。 何故か皆、どこか冷ややかな目をしているような……。 「や、やだなぁ、みんな。ちょっとした冗談だゾ。じょ、お、く!」 ――やれやれ。 そんな声が聞こえた気がした。 冷や汗をかきながらしんのすけは、二枚の写真を取り出す。 一枚は、最後に生き残った9人で撮った写真。 ちなみにこの写真は、涼宮ハルヒの持っていたデジカメで撮ったものだ。 あの時の騒動を思い出し、しんのすけの口元に小さく笑みが浮かんだ。 ――凛、あんたは無駄に背、高いんだから二列めよ。 ――無駄にはないでしょ! ――ドラえもんは僕の前かい? ――そうね、ゲイナー君はそこで……。あ、ロックさん、そこ空けておいて。フェイトの後ろには、あたしが入るから。 ――了解。オイ、しんのすけ。俺の頭に登らないでくれよ。 ――いや~ん、ロックお兄さんのいけずぅ。 ――やれやれ、最後まで大騒ぎだな。 ――騒ぐことは生命の発露。生の証。 ――ドラえもん……。俺は入っていいのだろうか? ――何言ってるんだ、ユービック。ボク達もう、仲間じゃないか。 あの時のみんなの声が耳の奥に蘇ってくる。 まだそれぞれ痛みを抱えていたけど、整理しきれない思いを抱えていたけど、 それでもみんな、精一杯明るく振舞おうとしていた。 自分の生を喜ばないことは、置き去りにするしかなかった者達への冒涜だと思えたから。 だからこの写真には決意が込められている。前を向き、歩き続ける決意が。 最後の一枚を取り出す。映っているのは、在りし日の光景。 自分と、とーちゃんと、かーちゃんと、ひまわりと。 心が澄んでいく気がした。自分の背筋が自然と伸びるのをしんのすけは感じた。 ディパックから刀を取り出す。誇り高い侍の刀を。 写真に向かってぐっと刀を突き出す。 ――元気です。これからも頑張る。安心して、見ていてね。 幾多の思い込めて、一言だけ、言う。 「――いってきます!」 祖母の胸に抱かれたひまわりに手を振り、 シロが一声なくのにあわせて逆の手を上げて答えてやる。 ふわりと爽やかな風がしんのすけの頬を撫でた。 空は青く澄み、太陽が輝いている。 遠くに映るのはうっそうと木々が茂る山々。 鼻腔をくすぐるのは草の匂い。 耳をすませば聞こえてくるのは、川のせせらぎとひぐらしの声。 ――まだ、何となく慣れない。 どちらかといえば週末に行く少し大きな町で聞こえる車の排気音の方が、 鼻をくすぐる生活臭の方が、アスファルトの地面を踏んだ時の感触の方が落ち着く。 でも、未来に続く道はこの道だから。 少年はしっかりと地面を踏みしめて走る。 日常を生きる。前を向き走り続ける。 その先にある未来を。 歩みを止めてしまった者達一人一人がきっと思い描いていた、幸せな未来を、信じて。 【アニメキャラ・バトルロワイアル クレヨンしんちゃん 完】 時系列順に読む Back さよならありがとう(再)Next 私は笑顔でいます、元気です 投下順に読む Back さよならありがとう(再)Next 私は笑顔でいます、元気です 306 さよならありがとう(再) 野原しんのすけ
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― 翌朝 ― 俺「…むにゃむにゃ…」 重たいまぶたを一生懸命開く 昨日に比べて、痛みも無くなり、右手首もゆっくり動かせるようになった これも宮藤軍曹のおかげです 俺は副木を外して、包帯のみにした 治癒魔法を使わなければ、全治1,2ヶ月だったろうな… 服を着替えていると、尿意を感じた なので、トイレに行くことにした そのトイレに関してなんだが、この基地には男用のトイレが整備士の宿舎にしかない しかも、その宿舎が医務室から遠い だから、漏れる寸前まで我慢するとアウトだ 俺「やべっ! 漏れそ…」 俺はとにかく走ることにした 俺「ふぅ…すっきりした」 廊下を歩いていると、シャーリーと出くわした シャーリー「おっ、俺じゃん!」 俺「よっ」 シャーリー「ケガ大分良くなったのか?」 俺「宮藤軍曹のおかげでな」 シャーリー「それは良かった!! ん? 俺の首筋に…虫刺され?」 俺「ん? どれ?」 俺はシャーリーに指差された箇所を手でさすってみる でも、虫刺されでは無さそうだ 俺「なんだろ…?」 シャーリー「まぁ気にしないで、朝ごはん食べに行かないか?」 俺「そうだな」 宮藤「あっ、俺さん! ケガはどうですか?」 俺「軍曹のおかげでだいぶ軽くなったよ」 そう言って俺は、手をぶんぶんと振り回す 宮藤「それはよかったです!!」 俺たちはいつも通り朝食を取り始めた 坂本「ん? 俺、首筋に何かが…」 俺「ああ、これか… 朝からなんだけど、俺もよくわからないんだ。虫刺されでもないし…」 俺が発言したとたんに、ハルトマンがお味噌汁を盛大にこぼした バルクホルン「ハ、ハルトマン!? どうした!?」 宮藤「ハルトマンさん大丈夫ですか!?」 エーリカ「ご、ごめんっ!!」 宮藤はタオルでこぼれた味噌汁を丁寧に拭いていく 俺「…いったいどうしたんだ…?」 疑問を抱きつつも、朝食を食べ終えた 俺は朝食を食べ終え、医務室に戻ろうとしたときにヴィルケ中佐に呼び止められた 俺は言われるがままに中佐の執務室へと向かった 静かにドアを開き、部屋の中へと入る 中佐は真剣な表情で俺を見つめる 反応に困っている俺に中佐はある資料を渡した 俺「ん…?」 ミーナ「……実は…俺さんには…ある命令が…」 俺「なんだ?」 俺「…はぁ……」 俺は医務室から傾きかけている太陽を眺めている 俺「…まさか…あんな命令がくるとはなぁ…」 コーヒーを飲みながら、ぶつぶつと独り言を言う コンコン 俺「ん? 誰だ?」 考えを断ち切られるように、ノックが聞こえてきた バルクホルン「私だ、俺医師」 俺「おお、大尉か。何の用だ?」 バルクホルン「私と一緒にハルトマンの部屋掃除を手伝って欲しい」 俺「部屋掃除? 別にいいけど」 バルクホルン「それならよかった。今すぐ頼む」 俺「了解~」 ― ハルトマン&バルクホルン部屋 ― 俺「……相変わらず…スゲェ部屋だ…」 部屋の真ん中の仕切りを境に、左は地獄 右は天国と言ったところだろうか その地獄の中に似合わない天使がいた エーリカ「うにゃ……すぅ…」 周りのゴミを気にせずにぐっすり寝ている バルクホルン「まったく……」 俺「…さて……片付けますか…」 俺と大尉は地獄の中へと足を踏み入れ、ひとつひとつゴミを片付けていく 俺「…?……なんだこれ?」 奇妙な液体の入ったビンを拾う 液体は群青色をしている そして、若干どろっとしている 俺「大尉、これなんだと思う?」 バルクホルン「…気にするな…そんなものを気にしていたら、何時までたっても片付かないぞ」 俺「…了解~」 2,3時間黙々と作業すると、ある程度綺麗になってきた バルクホルン「ふぅ…やっと綺麗なってきた…」 俺「そうだな。でも、部屋が埃っぽくなっちゃったけど」 俺は最後の仕上げに取り掛かるため、天使ことハルトマンを退ける エーリカ「むにゃむにゃ…お菓子~」 俺「はいはい…」 バルクホルン「さて、あと少しだからがんばるぞ、俺医師!」 俺は本棚とは思えない周辺の掃除、大尉はベッドらしき周辺の掃除を始めた このあとは何の問題も無く、順調に進んでいった エーリカ「ふぅ…綺麗になった! さすが私!」 バルクホルン「何もしていないお前が言うなっ!!」 エーリカ「痛っ!!」 大尉はハルトマンの頭に拳をおみまいする ハルトマンは不貞腐れて、頭を押さえている 俺「片付けが終わったのはいいけどさ…こんなに部屋が埃っぽくて大丈夫か?」 バルクホルン「うむ……確かにこんな部屋で寝るのは厳しいな……」 エーリカ「と、いうことで……今夜は俺の部屋で寝させてもらうよ~」 俺「無理だ」 俺はハルトマンが喋り終わる前に即答する エーリカ「えぇ~!? じゃ、私たちはどこで寝ればいいの~?」 バルクホルン「なんで私も入っているんだ!?」 エーリカ「じゃ、トゥルーデはどこで寝るの?」 バルクホルン「うっ……」 確かに、こんな埃っぽい部屋で寝るのは無理だ 俺「まぁ……どうしてもって言うならいいけど…」 俺は仕方が無く救いの手を差し伸べた それにこの2人が部屋に来ることは、むしろ喜ぶべきことかもしれない エーリカ「じゃ、決まりだね!」
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214 :NPCさん:2011/01/29(土) 20 33 31 ID ??? 231 お前、ピザでいじめられっ子だろ? デブだから太ってるって、やせればいいだけなのに言い訳ばっか。 理屈ばっかこねてるとモテんぞw 217 :NPCさん:2011/01/29(土) 21 38 39 ID ??? 231へのロングパス これは期待せざるを得んな!w 218 :NPCさん:2011/01/29(土) 21 56 42 ID ??? とりあえず 231に期待 219 :NPCさん:2011/01/29(土) 21 59 38 ID ??? 231の人気に嫉妬 220 :NPCさん:2011/01/29(土) 22 22 55 ID ??? 231まで全裸待機で 229 :NPCさん:2011/01/30(日) 18 54 47 ID ??? とれとれピチピチのネタがあるんだけど、なんか報告きてるっぽいし、暫く寝かせておいた方がいい? 230 :NPCさん:2011/01/30(日) 18 55 13 ID ??? 構わんつづけろ 231 :NPCさん:2011/01/30(日) 19 47 16 ID ??? おk 大河見たら纏めるからそれまで待つべし 233 :NPCさん:2011/01/30(日) 19 54 11 ID ??? せっかく 214がネタ振りしてくれたというのに 231にはがっかりだよ! うそうそ、報告待ってるw 234 :231:2011/01/30(日) 22 55 45 ID ??? うわ 214すまないw しかも時間がかかった上にネタも大したことない正統派の小ネタだorz 今日一人で行ったコンベの話 開場から開会までにわりと時間があったからルルブ読んで時間潰してたんだ で、同じシステムの卓を希望してる一人で来たっぽい男が声をかけてきたから適当に雑談してたんだけど、段々TRPGに関係ない話になってきた 曰く、「本当はTRPGってそこまで本気じゃないんだけど、君みたいに一人で来る女の子がいるから参加してる」「オタクだから彼氏がいることも滅多にないし」「アニソンとか平気だからさっさとセッション終わらせて一緒にカラオケにいかない?」 ベタベタ触ってきて気持ち悪かったし、結局卓分けまでしつこくまとわりついてきたので、 「こっちは仕事の合間を縫って必死に時間作ってきてるんだ。ナンパしたいならもっと暇でお前みたいに頭軽い奴を相手にしろ、ボケ」的なことをオブラートにくるまずに言ったら、なんかムギャオって手を上げられたから、さっさと逃げてスタッフに一声かけて帰ってた 参加費を返すと言ってくれたけど、帰るのはこっちの都合だからと受け取らなかったんだけど、もしかして逆にスタッフに気を使わせたんだろうか? 235 :234:2011/01/30(日) 22 59 56 ID ??? うわ、ごめん ×一声かけて帰ってた ○一声かけて帰った だった 236 :NPCさん:2011/01/30(日) 23 13 12 ID ??? 234 災難だったな。 しかし 「本当はTRPGってそこまで本気じゃないんだけど、君みたいに一人で来る女の子がいるから参加してる」 「オタクだから彼氏がいることも滅多にないし」 「アニソンとか平気だからさっさとセッション終わらせて一緒にカラオケにいかない?」 こんな事言っちゃう奴は何処でやってもナンパ成功しないだろうなw どんだけ相手を軽く見てるんだか 237 :NPCさん:2011/01/30(日) 23 14 59 ID ??? そのセリフでほいほいついて来る人間がいると思ってるんだろか 238 :NPCさん:2011/01/30(日) 23 18 01 ID ??? ナンパに見せかけて喧嘩売ってきただけにしか見えないな 239 :NPCさん:2011/01/30(日) 23 20 12 ID ??? 234 大変だっただろうけど出来ればちゃんとスタッフに言って相手を退場させるべきだったとは思う。 その後の状況分からんけど下手すればそちらの方が悪いって話になってるかも知れないし。 240 :234:2011/01/30(日) 23 50 44 ID ??? 239 どうせ初参加のコンベで普段の活動地域から離れてるから最悪こっちが悪いことになってても構いやしないけどね 正直、手まで上げられたら下手に追い出してもらって逆恨みされたりするのが嫌だったんだよ 女一人で夜道を帰らなきゃならないのに待ち伏せなんかされたらたまったものじゃないし 手を上げられたときは周りの人達も騒ぎに気付いて止めに入ろうとしてたし、 スタッフにも「ナンパ目的の人のセクハラが酷いので断ったら手を上げられたので怖いから帰ります。騒ぎにしてすみませんでした」って感じで軽く事情は話したんだけど、今思えばもうちょっとちゃんと説明した方がよかっただろうな 241 :NPCさん:2011/01/31(月) 00 36 40 ID ??? うーん、スレ的には惜しいとしか言えないな そのクズはもっと美味しいネタを提供してくれただろうに… まぁ乙、今度似たような事があったら スタッフにはちゃんと一部始終を相談して出禁にした方が今後の為にも良いだろうな 242 :NPCさん:2011/01/31(月) 01 19 10 ID ??? 「死人にくちなし」ってのと一緒で、その場にいなければ何を言われてても反論できないしね。 234を悪人に仕立て上げてそのままのうのうと居座ってるってこともありそうだ。 243 :NPCさん:2011/01/31(月) 02 30 57 ID ??? ココでそのコンベに参加した他の人が事後報告でもしてくれれば、尚良いんだが 244 :NPCさん:2011/01/31(月) 06 21 06 ID ??? むしろ地域報告して欲しいな、普段の行動圏じゃないなら その周辺のコンベとかに出没されても困る 245 :NPCさん:2011/01/31(月) 08 37 13 ID ??? ほんとにな。 234が悪人に仕立て上げられるのは234にとってはどうでも良くても 困がその後も平然と居座り続けるのはコンベ主催側にとって有害だ 246 :234:2011/01/31(月) 08 45 20 ID ??? 244 困も方言が微妙に違ってたから生息地域かわからないけど、コンベ会場は関西だった 一晩たって頭も落ち着いてきたから、コンベスタッフに知り合いがいる連れに間に立って貰ってもうちょっと詳しく事情説明することにするよ 出禁になるかはともかく、あの後どうなったか気になるしね 248 :げす:2011/01/31(月) 09 02 54 ID 6Co9flQb 234 本当に災難な話っすね。 手を上げるというのは殴られそうになったという意味で殴られたんではないっすよね? いずれにせよ事実は明らかにしてサークルとしても個人としても注意できるようにしておいた方がいいっすよ。 249 :NPCさん:2011/01/31(月) 09 43 02 ID ??? 乙でした でもフェイクなしの情報書き込みは心配 女性というだけで目立つのに日付と地方は… 活動地域と地方単位で離れているエリアでも自分なら怖い 心配しすぎならごめん 250 :NPCさん:2011/01/31(月) 10 16 56 ID ??? 249 むしろはっきりさせておいたほうがいいことだと思います。 これは痴漢が行為を指摘され逆上して手を上げたようなものです。 本来なら犯罪として、その場で警察を呼んでも良かった事例ですよ。 犯人逮捕はできないまでも同じ様な犯罪を繰り返させないような施策は必要だと思います。 251 :234:2011/01/31(月) 10 17 07 ID ??? 249 心配ありがとう 自分の今の生息地域は関西ですらないし、会話内容も訛りがあってだいぶ意訳だし、かなり削ったから問題ないと思う 多少はフェイクも混じってるしね 252 :NPCさん:2011/01/31(月) 11 42 03 ID ??? なんツーか、災難だったねえ。 自分もコンベンションのスタッフやってるので、正直ちょっと背筋が冷えた。 うちのコンベなら、速攻で男の方を叩き出すところだよ。 あくまで「ゲーム」の為に集まってるんだから、ナンパする奴なんざ迷惑この上ないし。 253 :NPCさん:2011/01/31(月) 15 20 22 ID ??? コンベンションの中でナンパで女性が不愉快になったり痴漢が出たりしたらどうしたらいいんだろう? ただ帰らせればいいってわけにはいかないよね? やっぱり双方の言い分と、名前と連絡先を聞いて、今後のトラブルにならないように努めないといけないんだろうな。 これが現行犯犯罪なら逮捕と捕縛の権利が民間人にも発生するけど、 名前や連絡先だって、返答を拒否されることもあれば、感じ方の違いや冤罪だってあるだろう。 いろんな人がゲームをしているだけに、そういうトラブルの可能性は常にある。 そんなことないってタカを括るわけにもいかないし、実際起こった例が散見される以上、看過出来ない難しい問題だよな。 254 :NPCさん:2011/01/31(月) 15 36 00 ID ??? そういや、昔のコンベで変なのいたなー 女性GMのとこに卓が終わって閉会式終わっても延々と話続けてるヤツ。 「すいません。そろそろ完全閉会時間です^^」で無理やり追い出したが 勧誘お断わりと公言してるのに、なんかのオンせだかサークルだかの話ばかりしてたようだが スレ264 5 :前スレ234:2011/02/11(金) 18 47 25 ID ??? 前スレの最後がgdgdだったから今更報告させてもらうけど、件のセクハラ困は無事に出禁にされて周辺サークルにも回状が回ったそうだ ちなみに困は近隣のコンベでは常習犯だったらしい 主催サークルにも改めてお詫びのメール送ったけど、代表さんがこっちが申し訳なくなる位に謝ってくれたよ 実は困に手を上げられた時に軽く怪我してたんだけど、警察に届けるなら一緒に行ってくれるとまで言ってくれた 流石に今の生息地と離れすぎてるからそれは断ったんだけどさ 6 :NPCさん:2011/02/11(金) 21 56 51 ID ??? 1乙 5 手を上げられた時に軽く怪我 困どころか犯罪者じゃねーか。まあ、無事なら何より、か。 9 :NPCさん:2011/02/11(金) 23 40 46 ID ??? 確かに回状回ったとかありえねーw 俺は10年近く運営やってるが一回も回ってきたことないな。 そもそも、サークルどうしの付き合いって微妙な空気があるし。 10 :NPCさん:2011/02/11(金) 23 45 02 ID ??? 複数のサークルに参加してると白眼視される雰囲気は困 11 :NPCさん:2011/02/11(金) 23 45 53 ID Wm94XeAF そんな雰囲気あるか?俺が気付いてないだけか 12 :5:2011/02/11(金) 23 57 42 ID ??? 正確には回状って言われた訳じゃないよ 近隣のコンベとかで今まで困が何かしらやらかしたって情報があった所に今回の件を伝えたって言われただけ 自分のサークルは自分とこの定例会と被ってなきゃ他所のコンベでも何でも参加可のゆるい所だからいまいちわからないけど、普通はそんなに付き合いないもんなの? スレ265
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221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 18 06 42.18 ID UTp8D6wxO洗濯籠から姉貴のパンツを漁ってるのを本人に見つかって『何してるの?』って言われたい。で、姉貴の事が好きだと告白して、少しずつ近づき唇を重ねたい。 235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 18 39 26.90 ID UTp8D6wxO 226姉貴の歯ブラシで歯磨きしてるときに『それ…私のだよね?…』っていうシチュエーションにもなりたい。 関連レス 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 18 47 57.89 ID qXpy9Os+0 235きっと、狙ってやってることは感づかれるんでしょうねお姉さんの葛藤を見ていたい気がします 243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 18 54 59.50 ID UTp8D6wxO 239パンツを使ってるのは姉貴も明らかに気づいてるんだろうけど、さすがに弟の俺には聞けないんだろうな… 参考